『ロングトーン練習の大切さ』

今回は基礎中の基礎「ロングトーン」について書きます。
歌うにしても演じるにしても喋るにしても
声を長く出せるという事は強いです。

長く息が続くという事は
長いフレーズが無理なく歌えたり
スタミナ意識を軽減出来て、表現に集中出来るなど
いいことづくし。

私は吹奏楽で管楽器をやっていた事もあり
ロングトーンって1日に15〜20分くらいは必ずやっておりました。
そのくらいロングトーンの練習は大切であって
ウォーミングアップの第1歩目なんだと思います。

基礎練習の中で一番自分と向き合える時間
それが「ロングトーン」(しつこいですがv)

ロングトーンの時に意識することは以下のことです。

・最初から最後まで均一なボリュームで出来ているか。
・最初から最後まで均一な声色で出来ているか。
・呼吸(腹式)は出来ているか。
・身体・喉に力が入らず、リラックスした状態で出来ているか。
・ブレスのとり方・声の出し始め(アタック)、声の切れ方(リリース)は丁寧に出来ているか。


主にこういった事に気をつけます。

ではまず声を出さずに息だけでロングトーンをやります。

BPM:60が大体時計と同じ速さなのでその速さでやります。
(どうしても遅すぎるようであればBPM80辺りでも)

[ 4吐 4吸 4止 8ロングトーン ]
↑この内訳は以下です。
(4拍間で全て息を吐く)
(4拍間で鼻から息を吸う)
(4拍間、息を止める)
(8拍間使って出し切れるだろう全ての息を均一に吐ききる)

全て息を吐く時、「もう死んじゃう」ってくらい息を吐ききります。
息を均一に吐く時に、息圧を均一に吐きます。
全て吐くので、8拍続かなかったり8拍じゃ余ったりはダメです。
何故なら、それが息をコントロールする練習になるからです。

続いて以下をやります。
[ 4吐 4吸 4止 8ロングトーン ][ 4吐 4吸 4止 16ロングトーン ]
[ 4吐 2吸 4止 8ロングトーン ][ 4吐 2吸 4止 16ロングトーン ]
[ 2吐 1吸 4止 8ロングトーン ][ 2吐 1吸 4止 16ロングトーン ]
[ 8ロングトーン ][ 16ロングトーン ](吸は一瞬でやる)

要は、息のコントロールです。
最初は時間をかけて息を吸いますが
短時間でより多くの息を吸えるようにします。
そしてノイズがあまり出ないように吸えるように練習もします。
多分、これを納得出来るトコロまで練習していると汗がすごい出ていると思います。


続いては「ハミング」をします。

鏡の前だと自分を客観的に見れるのでオススメです。
姿勢ですが、柔軟体操をした上でが好ましいですが
その後肩幅弱くらい足をひろげた上で
頭のてっぺんから紐でひっぱられたように一度爪先立ちをして
そのままストン!とカカトから下ろします。
猫背にはならず、顎は上げずにひく。
表情筋、特に頬あたりをあげます。

ハミングはHum-で歯は閉じますが
口は気持ち緩めに開けると響きやすいです。
時間をかけてゆっくり息を吐き
また時間をかけてゆっくり息を吸い
一呼吸おいて準備が出来たら
自分が出しやすい音程でいいのでハミングでロングトーンをします。

その際に、目頭から額あたりにかけて共鳴する感覚を覚えます。
(イメージなので違う感覚でしたらすみません)
喉におしつけるような声でなく、身体で響かせる事が大切です。
ロングトーンをする中で
リラックスした状態で一番いい声の響くトコロを探します。

続いて高い音で、低い音で響くトコロを探します。
ハミングなので、無理して音量を出さなくていいです。
声を出す事よりも響かせることを意識します。


響くトコロがつかめてきたら
続いてやるのは、ハミングしたまま口をあけるのです。

Hum~~~~~~~ぅぁあ~~~~~~~~~

…という感じです。


BPM:60~80 [ 4吐 4吸 4止 8ロングトーン ]
これを
「ド↑レミファソ↓ファミレド」を順にやっていきます。

慣れてきたら「ド↓シラソファミ」低音や
「ド↑レミファソラシド」高音もやっていきますが
ハミングは「ドレミファソ」くらいでいいと思います。
(丁寧にやっていくと時間がすごくかかるので)

基礎練習のみ!という日には時間をかけてやっていくのもアリですね。

何度かやってみて声が出しやすくなったら
頭のハミングはやめて、最初から声の発声をしていきます。

はじめは、喉が渇いて水分をいっぱい飲むかもしれませんが
喉が鍛えられてくると水分なんてそんなに飲まなくて済みます。

以前ボイトレの先生からそういわれてしまい
私の中では、水分をすぐ飲む=喉が鍛えられていないとか
無理に声を出しているからではないか?という1つの目安になりました。

みなさんもそういう心当たりがあれば
是非今一度ロングトーンの基礎練習から見つめ直してはいかがでしょうか。